休日に自宅でできる趣味として、近年注目を集めているコーヒー。
興味はあるけど、
- コーヒーを淹れることにどんなメリットがあるのだろう。
- コーヒーを淹れるのは難しそう。
- 初心者でも美味しく淹れられるのだろうか。
など疑問点が多いですよね。
筆者はもともとコーヒーをよく飲んでいましたが、インスタントコーヒーやドリップパックにお湯をドバドバ注いでとりあえず苦い液がいっぱい飲めればいいやという感覚でした。
しかし、コーヒーの虜になってからは、豆選びからこだわり、自分で豆から挽いてコーヒーを淹れるようになり、コーヒーソムリエの資格まで取ってしまいました。
そこで本記事では、コーヒーを趣味にする5つのメリットとコーヒードリップの簡単な始め方について紹介します。
この記事を読むことで休日の満足度が3倍上昇しますよ!
コーヒーを趣味にする5つのメリット
お金があまりかからない
1つ目のメリットはお金があまりかからないこと。
コーヒーのドリッパー、フィルター、サーバーのセットが2000円程で売っており、コーヒー豆もカルディなどにいけば、200g当たり600円~1000円ほどで購入できます。
ちなみにコーヒー豆200gでは、コーヒーを28杯ほど飲むことができるため、一杯21円~36円で本格的なコーヒーが楽しめます。
コンビニやカフェに行くよりコスパ良し!
以下は、ドリッパー、フィルター、サーバー、メジャースプーンのお得なセットで、筆者が4年間愛用しているものです。

初心者には使いやすくてもちろんオススメですが、コーヒーを淹れるのに慣れてきてこだわりが強くなってきたという方でも問題なく使えます。
2000円程で長く愛用できるという点がいいですね。
時間がかからない
2つ目のメリットは時間がかからないこと。
コーヒーを楽しむ手順は、
- コーヒー器具を準備する
- コーヒー豆を挽く(粉で購入した場合は省略)
- お湯を沸かす
- コーヒーを淹れる
- コーヒーを飲む
- 片付ける
の6ステップで、1時間以内には終えることができます。
多趣味で他にも休日にやりたいことがある人は嬉しいですね。
ゆったりとした時間を過ごせる

3つ目のメリットはゆったりとした時間が過ごせること。
先程、コーヒーを楽しむことは1時間以内にできると話しましたが、この1時間は短いながらも非常にゆったりとした時間を過ごせます。
今日はどの豆で淹れようかな、とコーヒー器具を準備。
ミルでコーヒー豆を挽くと、ふわっと香るコーヒーの香り。
ポットからコーヒー豆にお湯を注ぐ時にも部屋中にコーヒーのいい香りが漂います。
蒸らしを待つのも楽しい時間。
コーヒーができたら、おやつと共にじっくり味わう。
コーヒー時間を作ることでゆったりとした時間が過ごせ、リラックスすることができます。
奥が深い
4つ目のメリットは奥が深いこと。
コーヒーの世界は奥が深く、日々新たな知識や気づきを得ることができます。
コーヒーの味は、
- コーヒー豆の産地
- コーヒー豆の処理方法
- 使うコーヒー器具
- 湯の温度や豆を挽く大きさ
- コーヒーの淹れ方
などでもガラリと変わるので、自分で色々試しながら好きな味を求めていくことができます。
学んでも学んでも知らなかったことがたくさんあるので、飽きることなく続けることができます。勉強好きな方にオススメできる趣味ですね。
さらに、コーヒーの産地について学ぶことで、各産地の地理や経済などを知ることができ、世界情勢にも詳しくなれます。
コーヒーからコーヒー以外の知識も学べるので、知見が広がりますね!
生涯を通して楽しめる

5つ目のメリットは生涯を通して楽しめること。
4つ目のメリットでコーヒーは奥が深いと話しました。コーヒーは学んでも学んでも学び切れないので、生涯にわたって学び楽しめる趣味だといえます。
また、定年後にやることがなく、困っている方が多いといった話をニュース聞いたことがありますが、コーヒーを淹れる時は体を激しく動かさないため、お年寄りになっても楽しむことができます。
さらに、コーヒーは一人でも複数人でも楽しむことができます。一人でゆっくり楽しむのでもいいですし、友人と集まってワイワイ楽しむのもいいですね。
現在だけでなく、老後も楽しむことができるという点が最大のメリットですね!
コーヒーを趣味にするデメリット
コーヒーを趣味にする(コーヒーを飲む)デメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- 夜飲むと眠れなくなる
- 利尿作用により、トイレが近くなる
- カフェイン中毒になる
コーヒーを飲むと、15分~1時間でカフェインが効き始め、約4時間で効果がなくなります。
夜コーヒーを飲むとカフェインの効果が切れずに、眠れなくなることがあります。コーヒーを飲む時間帯に気をつけましょう。
また、カフェインには利尿作用があるため、コーヒーを飲むタイミングにも気を遣う必要があります。
1日のカフェイン摂取量は、健康な成人で400mgまでといわれています。これはマグカップのコーヒー3杯分(237mL/杯)に値します。
緑茶や紅茶にもカフェインが含まれているから、それも加味してコーヒーの量を考えないとね!
これまで紹介したデメリットは、コーヒーを飲む時間、タイミング、量に気をつけることで払拭できるので、コーヒーを趣味にすることはほとんどメリットしかないといえますね!
コーヒーの始め方
初心者向け

これからはコーヒーの始め方について紹介していきます。
コーヒーを淹れる時に最低限必要なものは、ドリッパー、フィルター、ポット、コーヒーカップ、コーヒー粉です。
ポットはやかんでもいいし、コーヒーカップはマグカップでも大丈夫!
コーヒー粉はスーパーでも売っていますが、筆者のオススメはカルディやコーヒー豆専門店です。
スーパーのものは焙煎されてから時間が経っていることが多く、コーヒー豆専門店で買うよりも鮮度が落ちてしまいます。鮮度の落ちた豆は雑味や嫌な酸味の原因になります。
豆を買う時に「豆は挽きますか?」と聞かれるので、挽いてもらいましょう。
コーヒーは以下のようにして淹れると簡単に淹れることができます。
- ドリッパーにフィルターをセットし、フィルター内にコーヒー粉をセットする。
- フィルター内にコーヒー粉を入れ、コーヒーカップ(マグカップ)の上にドリッパーをセットする。
- お湯を沸かし、少し置いて冷ます(90℃くらいがベスト)。
- コーヒー粉全体が湿るように、ポット(やかん)でお湯をかける。
- 30秒ほど蒸らす。
- 残りのお湯を2~3回に分けてコーヒー粉に注ぐ(湯量はコーヒー粉14gに対して200mlがオススメ)。
- フィルターから液が落ちきる前にドリッパーを外して完成!
コーヒーを淹れるのに慣れてきたら

コーヒーを淹れるのに慣れてきたら、コーヒー器具を買い足すともっとコーヒー時間が楽しくなります。
次に購入するとしたら、コーヒーポット、コーヒーミル、スケール、湯温計がいいですね。
以下に筆者が愛用しているコーヒーポットとコーヒーミルを載せておきました。
ぜひお気に入りのコーヒー器具を探してみてくださいね!
美味しいコーヒーを淹れたい!
せっかく飲むなら美味しいコーヒーを淹れたいですよね!
筆者がコーヒーを淹れる時は、第15代ワールドバリスタチャンピオンの井崎英典さんの淹れ方を参考にしています。
以下の動画では、井崎さんが簡単で美味しいコーヒー淹れ方を紹介しています。
この淹れ方で淹れると味のブレが少なくなり、毎回同じような味が出せるので、豆の種類による味比較もしやすいのでオススメです!
さらに、井崎さんは書籍も出版されています。
この書籍では、動画で紹介されているコーヒーの淹れ方以外にも、
- コーヒーの味が何で決まるのか
- コーヒー豆がどこで栽培され、どのような過程を経てコーヒーになるのか
- ドリップ以外のコーヒー抽出法にはどんなものがあり、どんな特徴があるのか
- コーヒーの味わい方
などコーヒーを楽しむための情報がふんだんに詰め込まれており、迷ったらこの1冊を買っておけば安心です。
僕はこの書籍1冊で勉強し、コーヒーソムリエの資格を取ったよ!
まとめ
本記事では、コーヒーを趣味にする5つのメリットとコーヒードリップの簡単な始め方について紹介しました。
簡単に始められるのに、生涯に渡って飽きずに続けられるというのがコーヒーの最大のメリットです。コーヒーを始める時に最低限必要な器具も分かったので、明日にでも始められそうですね!
ぜひコーヒーを趣味にして、豊かな休日を過ごしてみてくださいね!