「イベント企画をしてみたいけど難しそう 」
「私でもできるの?」
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
筆者も、大学入学当時はイベント企画はとても難しいもので、すごい人しか出来ないものだと思っていました。
しかし、イベント企画のインターンに参加したことをきっかけに、イベント企画のハードルは高くないことに気が付きました。
また、イベント企画力が付いたことで自分自身でイベントが開けるようになり、大学生活がより充実したものになりました。
この記事では、イベント企画で身につく力や初心者でも主催できるイベントについて体験談をもとに紹介していきます。
これであなたも周りと圧倒的な差をつけることができますね。
イベント企画とは?
イベント企画とは、行事や催し物を企画すること
学校の運動会や文化祭などの行事、地域の夏祭りやフェス、お店のマルシェや合コンに至るまでありとあらゆるものがイベント企画にあたります。
皆さんは今まで多くのイベントを経験してきたことでしょう。
それは全て誰かがイベントを企画し、行動に移した成果とも言えます。
イベント企画をしている人は周りを見渡しても一握りですよね。今のうちにイベント企画力を磨くことで、周りと圧倒的な差をつけることができますよ。
そんな大規模なイベントの企画なんて無理、と思っている人も多いことでしょう。そんな人に向けて初心者が簡単に企画できるイベントも後に紹介します。
イベント企画力を身につけるメリット
イベント企画をするメリットは何なのでしょうか。3つのメリットを紹介します。
- 人との繋がりが増える
- いろいろな人と関わりながらイベントが出来上がるので、人との繋がりができます。主催として、参加者と繋がれるのも魅力の1つ。
- 自分の興味のあるイベントを主催できるようになる
- 例えば、食について勉強したい場合、ゲストスピーカーとして専門家を呼ぶイベントやマルシェなど自分好みにイベントを作れるようになります。
- 話す力などのスキルが身につく
③についてどんなスキルを得ることができるのか、下記で詳しく説明していきます。
自分のイベントが開けるようになったら最高だよね。
イベント企画で得られる4つのスキル
イベント企画では主に4つのスキルを身につけることができます。
- コミュニケーション能力
- 巻き込み力
- 発想力
- 課題解決力
1つずつ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーション能力
企画段階で意思疎通
イベントの企画・実行をするにあたり、一緒に企画する仲間との意思疎通は不可欠です。
特に大きなイベントを企画する際は、多くの人が関わってくるため1つのミスが大惨事に繋がることもあります。
分からないところは質問したり、意見を述べたり、様々なところで発言する場面があるので、自然にコミュニケーション能力は磨かれますね。
ファシリテーターとして場を回す
また、イベントを自ら企画した際には、ファシリテーター(話を回す人)をする場面もあると思います。
参加者に楽しんでもらえるよう話を振ったり、場を和ませたりするなどとても重要な役割ですが、その分コミュニケーション能力は確実に伸ばすことができます。
筆者は人前で話すことがとても苦手なので、最初の数か月はとても苦戦していましたが、回数をこなすうちに話せる量が増えてきました。
巻き込み力
イベントは1人ですべてを完結させることはできません。
参加者や一緒にイベント企画をする仲間、会場を貸してくれる人、地域の人など、イベントによっては何十人もの人が関わることになります。
イベントに向けた準備を自分1人でやるのではなく、多くの人に手伝ってもらいながらイベントをすることで巻き込み力を鍛えることに繋がります。
また、友人に向けてイベントを企画した際にも、今まで関わりのない人を誘ったり、多くの友人を呼んだりすることが巻き込み力になります。
色々な人との繋がりが持てるようになるという点で今、身につける意味は大きいですね。
発想力
楽しいと言ってもらえるイベントを作るには考えることがたくさんあります。
- 参加者にどうしたら楽しんでもらえるのか、
- どんな企画なら人が来てくれるのか
- 伝えたいメッセージは何か
- 参加者には何を得てほしいのか など
新しいことを生み出そうと必死に考えることで発想力が鍛わりますね。
あなたの発想力は、既存のアイデアに縛られない面白いイベント作りに繋がりますよ。
課題解決力
イベント企画をすると成功もあれば失敗もあります。
その失敗を次にどう生かすかによって、成長スピードが大きく変わってきます。
失敗や課題に対し、どうアプローチするのか考え、考えたアイデアを実行に移していくことで課題解決力が磨かれます。
このトライ&エラーが自分のスキルを上げ、より良いイベントに繋がる一助になりますよ。
イベント企画はどこでも誰とでも出来る
イベント規模や開催スタイルは様々
イベントと言えば、対面で大規模なイメージの人も多いのではないでしょうか。
しかし現実は、イベントの規模や開催スタイルは様々。
5人のイベントもあれば100人規模のイベントもあります。
また、対面でもオンラインでも企画することができます。
遠くに住んでいる人と一緒にイベントをする時にはオンラインが便利だったり、その時その時に合わせて開催形態は変化します。
筆者も実際に、インターンの一環として日本各地に住む大学生に向けたオンライン就活イベントの企画実行をしていました。
企画段階から会議は全てZoomを用いて行っていましたが、移動時間もないので他の時間も有効活用できてよかったです。
1人で開催する勇気が出ない時は、友人と一緒に
いきなり一人でイベントを企画するのには勇気がいりますよね。
そんな時は友人と一緒に企画するのがおすすめです。
イベントを企画したことのある友人とタッグを組んだり、友人と共通の趣味のイベントを作ったりできますね。困った時はサポートしあえるので心強いです。
お互いに足りない部分を補い合いながらイベントを作れるので、1人で行うより質の高いイベントが仕上がります。
友人とすることでモチベーションも上がりますし、いい思い出になりますね。
学生なら、インターンを活用するのもおすすめです。
長期インターンでは、組織の運営やイベント企画など社会人同様のスキルが身につけられるものもあります。
インターンの場合は、社会人からサポートを受けながらイベント企画をすることになります。自
力でやりたいという人や堅苦しいイベントは苦手という人には向いていませんが、企画書作成や広報などについて学びたい人はおすすめです。
初心者でも主催できるイベントアイデア
いきなり知らない人を巻き込んだ大きなイベントをするのは大変ですよね。
手順や下準備が分からないと手を付けたくても挑戦できないという人が多いと思います。
イベント企画に興味があるという人は、まず友人を巻き込んだイベントをしてみましょう。今回紹介する2つのアイデアは、実際に筆者が主催者として企画したものです。
みんなでご飯会
大学生なら友人とご飯に行くことも多いはず。ここにイベント要素をプラスしてみましょう。
例えば、ご飯を一緒に作りながら食への理解を深めたり、ご飯を食べながら人と人との繋がりを作れたり。いつものご飯より、ワンポイントプラスの要素を加えるとイベントらしくなりますね。
特に、楽しいという要素に加えて、何か1つでも「いい出会いだったな」「頑張りたいことが増えたな」と思えるような要素があるといいですね。
始めは自己満足でも、同じような気持ちを持つ仲間は周りにたくさんいます。仲間を巻き込むことで、他のイベントに繋げたり、より学びを深めるイベントを企画したりできますよ。
オンラインでナレッジシェア
ナレッジシェアとは、自らの得意分野をみんなにシェアすること。
趣味の音楽や映画鑑賞、今頑張っていること、最近学んだこと、自分が大好きなバイト先のことなどなんでもありです。
このように、楽しめて勉強にもなるイベントを開催するのも良いですね。
自分の得意分野をシェアすることで、仲間は知らない分野の話が聞けたり、新しい学びがあったり良いことづくめです。
これはオンラインで開催することもできます。筆者は、シェアしたいことをPowerPointにまとめてみんなにシェアしました。
ナレッジシェアはもちろん対面でもできますが、こんなオンラインの使い方があるんだと参考になれば嬉しいです。
イベントは相互のやり取りが大切。
ナレッジシェアの最後には、
- 質問タイムを設けて学びをさらに深める
- 聞いてくれた仲間に一人ずつどう感じたかをシェアしてもらう
一方的なイベントでなく、双方向にやり取りできるとより良いイベントに繋がるよ。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、イベント企画力を身につけるメリットやイベント企画をすることで得られる力について紹介しました。
イベント企画に興味があるけど一歩が踏み出せないという人も、小さなイベントからなら挑戦しやすいですよね。
自分のできる範囲で、ぜひ一度企画してみてください。