「空いている時間を有意義に使いたい」
「新しいことに挑戦して成長したい!」
「一生できるような新しい趣味を見つけたい」
でも、具体的に何をすれば良いのか分かりませんよね。
そんなあなたにオススメしたいのが、茶道!
なぜ、茶道がいいのでしょうか?
この記事では、将来にプラスになる茶道を習うべき5つのメリットについて紹介します。
茶道を始めることで、教養のある素敵な大人になれるだけでなく、人生もより美しく楽しくなれますよ。
- 将来にプラスになる!新しいことに挑戦したい人
- 一生できる趣味を見つけたい人
- 茶道に興味がある人
茶道を習うべき『5つのメリット』
教養と礼儀を身につけ、素敵な大人になれる
あなたの周りに、この人は品があって素敵だなと思うような人はいませんか?
どのような部分を見て素敵だなと感じたのでしょうか。
きっと、所作・言葉遣い・姿勢などの立ち居振る舞いが素敵だなと感じた要素の1つだったことでしょう。
茶道の立ち居振る舞い方は生活の基本となる動きで美しい形です。
- 美しい立ち方・座り方・歩き方
- お辞儀の仕方
- 挨拶の仕方
- 道具の取り扱い方
など、社会人としての教養や礼儀を身につけることができます。
一見当たり前のことのようにも思えますが、これらをきちんとできている人は少ないのではないでしょうか。
無駄のない動作で合理的な美しい作法を身につけることで、洗練された品の良い女性・男性になれますね!
”相手を思いやる力”で周りからの評価がアップ
困っているときに、さっと手を差し伸べてくれる人は素敵ですよね。
そういう人は、思いやる力があり、周りから慕われている人が多いのではないでしょうか。
茶道では技術や作法だけではなく、相手のことを思いやる力を身につけることができます。
相手を思いやる力はスポーツなどでも身につけることができますが、中でも茶道のおもてなしは”最強のおもてなし”と言われています。
それほど、卓越したものなのですね。
相手を思いやる力が身に付けば、こんなメリットがあります。
- 人間関係が良好になる
- 社会人としての評価に繋がる
- 味方が増える
小さな気遣いが温かい心を生み、心地よい関係を作るのに繋がります。
困っているときにさっと手を差し伸べたり、次の人のことを考えて共用スペースを整えたりできる大人って素敵ですよね。
次の人に気持ち良く使ってもらう配慮や気配りは、社会人になってからも使う機会は多いことでしょう。
相手を思いやっているからこそ他の人が気付けない変化に気付き、相手がどうしたら喜んでくれるかを考えて行動に移すことができますね。
この力を身につけることで、気が利く人だなと周りからの評価が上がります。
周りから一目置かれる存在になれますね。
豊かな感性を養える
人が良いと言っていたからではなく、自分が良いと思ったものを大切にしていきたいですよね。
しかし、自分の好みを知るためには、様々なもの(工芸品・植物・菓子など)に触れてみて、知見を深めることが重要です。
その点でいえば、茶道は秀でていると言えるでしょう。
茶道は新しい茶道具との出会いなどを通じて、伝統美術工芸品の価値や美しさを見る目を養うことができます。
- 和菓子
- 茶碗・茶器などの茶道具
- 生け花(茶花)
- 掛け軸 など
和菓子もその1つ。季節ごとの移ろいを表現した匠の技を楽しむことができます。
他には、季節の茶花、伝統のある焼き物、想いを伝える掛け軸など、一度に様々な美術工芸品に触れることができるので、見る目を養うにはピッタリですね。
「なぜ美しいのか」
「なぜ昔から使われてきているのか」
など、理由を探してみるのも楽しいです。
人が良いと言っていたからではなく、自分が好みの工芸品は何かなど自分の心が良いなと思うものを追求するのも大切なことですね。
普段の生活から『小さな幸せ』を見いだせる
茶道は非日常空間。
だからこそ、息抜きにピッタリなのです。
茶道の中で感じる幸せを家に持ち帰れば、普段の生活ももっと楽しく豊かなものになるでしょう。
茶道のお点前は季節によって違い、茶道具もそれに合わして変化していくことを知っていましたか?
取り合わせのはからいや季節ごとに変わるお点前から、普段は何気なく過ぎ去ってゆく季節の変化を五感を通して感じることができます。
虫の声や雨の音、普段はうるさいと思っても、茶室では趣ある音に変わります。
普段目に入らないものに気付くことで、小さな幸せを感じることができますね。
この幸せを見つける術は、人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。
茶道を始めてから、活けてある花やお湯が沸く音、お茶の香り、ほんの小さな出来事1つ1つが、楽しめるようになったよ!
総合文化といわれる茶道を学ぶことで、人生がより豊かに過ごせそうですね。
一生の趣味になる
あなたが今しているスポーツや趣味は、一生続けていけることですか?
今熱心に取り組んでいることで、一生の趣味になるものは意外に少ないのではないのでしょうか。
茶道は、ただお茶を点てるだけではありません。
相手を思いやるおもてなしといった精神性や、礼儀作法、数多くある茶道のお点前など学ぶものが多すぎて尽きません。
これらを少しずつ学びながら、日々お稽古を積み重ねていきます。
一生かかっても学びきれないという理由の一つに、しつらえやおもてなしを覚えても、時と場合が違うと行動に移せないという点があります。
行動に出来てこその学びですね。
1つのことを学び終えるとまた1つ新たな目標ができ、湧き出る泉のように興味が湧いてきます。筆者はそれが楽しくて、のめりこむように勉強しています。
臨機応変に行動に移すのがまた難しく、面白いところでもありますね。
一生学び続けることができる趣味、それが茶道なのです。
茶道をしている先生方は、歳をとってもピンピンしていてとても若々しいですよ。
茶道を始めるタイミング
茶道をいつから始めるのがいいのか迷う人も多いことでしょう。
老後?時間に余裕が持てるようになってから?
いえ、やりたいという想いがあるなら今から始めましょう。
若い時に始めた方が、茶道での学びを実生活に活かせる期間が長くなるのでオススメです!
今が一番若いですよ。
社会人より学生の方が茶道を始めやすいのです。
その理由は以下の2つ。
- 時間的余裕がある
大学生は社会人と比較して、圧倒的に使える時間が多いですよね。
お稽古の頻度は、月3~5回程度なので他のサークル活動との両立もできますし、アルバイトや勉強の妨げになりません。
お稽古に多く参加できて覚えも早い大学生だからこそ、上達も早いですね。
自分に時間を使える大学生は、茶道を始めやすく継続がしやすいのでおすすめです。
- 格安でお稽古ができる。
もう1つのメリットは、学生料金でお稽古に参加できるところです。
大学で茶道部があるところも多いのではないでしょうか。
学生茶道部では月額1000~2000円と学生のお財布にも優しい価格でお稽古できます。
学生茶道部がないという人も、格安で教えて下さる先生もいるので探してみてくださいね。
社会人で茶道教室に通うと月額5000~8000円ほどかかるので、大学生のうちに始めるのがおすすめです。
おわりに
今回は茶道をすべき5つの理由について紹介しました。
茶道では教養や思いやる力が身につき、周りと差をつけることができますよ。
新しいことを始めたいけれど何をしようか迷っている人は茶道を1つの選択肢に入れてみてくださいね。
筆者は会社を訪れた際に、茶道をしている社長とお点前の話で盛り上がりました。
もしかしたら就活や人間関係を作るのに有利かもしれませんね。
例えば、お辞儀の仕方には真・行・草という3つのランクがあります。
それぞれ、使う場面やお辞儀の仕方が異なることを知っていましたか?
真は深く頭を下げ最大級の敬意を表すお辞儀、草は挨拶に使用する軽いお辞儀です。
どういう場面で使い分けるのか、茶道を学ぶことでお辞儀の意義が徐々にわかってくることでしょう!