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【検証】蒸らし時間の有無でコーヒーの味はどのくらい変化するのか

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「コーヒーの蒸らしって本当に必要なの?」

「蒸らし時間の有無でどのくらい味に違いが出るの?」

コーヒーを淹れる際、蒸らしについて疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

筆者は書籍を読み、蒸らしはコーヒーをおいしく淹れるのに不可欠であるということを初めて知りました。

蒸らし』は コーヒー豆の準備体操

粉がお湯に触れると粉に含まれる二酸化炭素が放出されます。

これにより、粉はお湯を含みやすくなり、成分がスムーズにお湯に溶け出るようになるのです。

つまり、蒸らしによって酸味や苦みなどのコーヒーの味を決める成分が抽出されやすくなる、ということですね!

なぜ蒸らしが必要なのかは分かりましたが、蒸らすことで本当においしいコーヒーが飲めるのか気になりますよね。

そこで今回は、蒸らし時間20秒が適正のドリップパックコーヒーで、0秒、20秒、40秒の蒸らし時間でドリップパックコーヒーを淹れて実験していきます。

蒸らし時間によってどのように味が変わるのでしょうか?

蒸らし時間と美味しさの関係を検証してみました。

蒸らしの時間がコーヒーをよりおいしくすることが分かれば、蒸らしの時間も楽しむことができますね。

こんな人におすすめ!
  • 蒸らし時間の有無による味の違いを知りたい人
  • 蒸らしの時間を取らずにコーヒーを淹れていた人
  • よりおいしくコーヒーを飲みたい人
  • コーヒーについて詳しく学びたい人
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どうやって検証したの?

準備したもの

今回は、ブルックスのドリップパックコーヒーの“モカ”を使用しました。

かめ

ブルックスコーヒー、今ならお試しセットで50袋もゲットできるのでおすすめ!

1杯39.6円で飲めて、味も美味しいのだ!

「酸味/苦味/香り/雑味」の4つで比較

今回は、コーヒーを淹れる際の蒸らし時間を0秒20秒40秒と変え、コーヒーのおいしさを比較しました。

蒸らし時間によってどのように味が変わるのでしょうか?

コーヒーのおいしさは上記の4つの項目で比較します。

  • 酸味
  • 苦味
  • 香り
  • 雑味

今回使用するブルックスのドリップパックコーヒーの説明書によれば、蒸らし時間20秒が適正なのだそう。

そのため、蒸らし時間を【無し・適正・長め】にして検証していきます。

コーヒーの挽き方や淹れ方によって、適正時間は異なります。

コーヒーを淹れる際のお湯温度の違いでもおいしさ比較をやってみたので、興味のある人は以下の記事を読んでみてくださいね。

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方法

抽出過程
  1. 紙コップにドリップパックをセッティングしておく。
  2. 電気ケトルでお湯を沸かし、計量カップに140mL量り取る(あらかじめ軽量カップはお湯で温めておく)。
  3. 温度計で湯温を計り、90度になれば、コーヒーの粉が全て湿るくらいドリップパックにお湯を入れる。
  4. 設定した時間で蒸らす。
  5. 残りのお湯をドリップパックに全て入れる。
  6. 抽出液が全て滴り落ちる前にドリップパックを紙コップから外す。

※淹れた直後と冷めた後では、コーヒーの味わいが変わってくる可能性があります。そのため、淹れた直後と他のコーヒーを淹れている途中、冷めた後で飲み比べ、総合的においしさを判断しました。

蒸らし時間以外の条件は全て一定にしています。

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結果はいかに

評価は1~5でつけ、強度のより強いものを5、弱いものを1としました。

蒸らし時間別のおいしさ評価は以下の表をご覧ください。

蒸らし時間酸味苦味香り雑味
0秒1211
20秒4351
40秒3451
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蒸らし時間の有無で、味が激変!

蒸らし時間がないと、味がしない

蒸らし時間がないと、味も香りも、とにかく薄い!

苦い香りはうっすらしますが、コーヒーの良い香りはあまり感じませんでした。

一方で、雑味もありませんでした。

蒸らしが無ければ、コーヒーの美味しさも引き出せないが、えぐみも出ない。

蒸らしは、コーヒーをまろやかにする

蒸らし時間が20秒と40秒では、香りの点では差がなく、どちらのコーヒーも甘くてまろやかなコーヒーの良い香りがしました。

苦みと酸味は多少の違いがあったものの、大きな差はありませんでした。

雑味はどちらのコーヒーもありませんでした。

総合的に評価すると、筆者は20秒の蒸らしコーヒーがおいしいと感じたのですが、相方は40秒の蒸らしコーヒーの方がおいしいと感じたそうです。

蒸らしは、コーヒーを美味しくする。蒸らし時間が少し長くても美味しい。

かめ

おいしさの評価が分かれたのが意外!

うさぎ

私は40秒の蒸らしコーヒーの方が好きだな~。

40秒の方が濃厚で、コクを感じた!キャラメルのような味だったよ。

蒸らし時間が長すぎると雑味が出始める?!

20秒と40秒の蒸らしコーヒーは、どちらも香り高く美味しいことがわかりました。

では、蒸らし時間をさらに長くすると味わいはどうなるのでしょうか。

蒸らし時間100秒でもやってみた

今回はおまけとして、100秒の蒸らし時間でもコーヒーを淹れ、味を評価してみました。

ブルックスのドリップパックコーヒーは適正蒸らし時間が20秒ですが、その5倍になります。

その結果、酸味、苦味、香りは40秒の蒸らしコーヒーと変わりませんでしたが、雑味が少し出てきました。

蒸らし時間が長すぎると、雑味が出る。

最後に

今回は、0秒20秒40秒の蒸らし時間でドリップパックコーヒーを淹れ、どのくらい味に違いが出るのか、何秒の蒸らし時間のコーヒーが一番おいしいのかを検証してみました。

蒸らし時間がある方が圧倒的においしいコーヒーになることが分かりましたが、

適正蒸らし時間よりも長く蒸らしてもおいしいことが分かりましたね。

あなたも適正な蒸らし時間と、その倍の蒸らし時間で淹れたコーヒーを飲み比べてみてください。お気に入りの1杯が見つかるかもしれません。

筆者は以下の書籍でコーヒーの勉強中。

知っておくとコーヒーをより楽しめる知識が豊富に詰め込まれています。

筆者オススメ書籍の一つです。

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かめ
・日本安全食料料理協会(JSFCA)認定コーヒーソムリエ
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