2月から3月にかけて引っ越しの時期ですね。入学、入社などで新生活を始める方も多いのではないでしょうか。
新生活を始めるにあたって、
「あの家具・家電が必要だな」とか、「必要になるかもしれないからコレ買っておこう」とか、「こんな部屋にしたい」など、色々考えていることがありますよね。
しかし、始めから家具・家電を揃えてしまうと、後々後悔することになります。
なぜ、後悔するのか。
それは、次の引っ越しが超大変になるからです。
私たちも、一人暮らしを始めて数年経ち、もうすぐ引っ越しをします。いざ、片付けを始めると、想像以上の物の多さにびっくり。運ぶ物の量に愕然としました。
しかも、その多くが、一人暮らしを始めた直後に必要かもしれない、と思って買ったものばかりでした。無駄なものを買ってしまったな、と後悔しています。
一度買ってしまったものは、売っても安いし、捨てるのも大変です。
なので、今から新生活を始める皆さんには後悔してほしくありません。
今回は、大学を卒業し来年から新生活を始める筆者が、大学入学の際に買わなくてよかったものについて紹介します。なお、この記事は数年後にまた引っ越しをする可能性のある方に向けて執筆しています。
この記事を読めば、無駄なものを買わずに引っ越しの初期費用を抑えることができ、さらに、次の引っ越しの際に家具・家電の処分にも困ることもないでしょう!
新生活を始める人は必読!物を買うときの心構え
これから皆さんの多くは新生活に向けて買い出しに出かけることでしょう。そこで、無駄な買い物をしないために気を付けてほしいことがあります。
それは、必要になるかもしれない、という曖昧な気持ちで物を買わないこと!
絶対に必要なものはもちろん購入しますが、○○を置くかもしれない、○○を作るかもしれない、という気持ちで購入したものは使用頻度がガクッと下がります。
数年後の引っ越しの時に、これ結局全然使ってなかったな、と思いたくありませんよね。
なので筆者のおすすめは、可能な限り、これがなきゃ生活ができない!というような絶対必要になるものだけを買うことです。
物を買うときは、これなくても生活できる?と自分に問うとよいでしょう。
買わなくて良かったもの
新品の家具・家電
買わなくてよかったもの1つ目は、新品の家具・家電です。
え、買っちゃだめなの?!と驚かれる方も多いでしょう。
確かに、新生活を始めるなら自分の好きな家具・家電を新品で揃えたいという気持ちも分かります。コーディネートにもこだわりたいですよね。
しかし、次の引っ越しを考えると、洗濯機や冷蔵庫は輸送するのが大変で、場所もとるので配送料が高くなってしまいます。配送料を抑えるためには大型家電をその場で処分しかなく、リサイクルショップなどで売却することになるでしょう。
新品の家電・家具は買う時が一番高く、一度でも使ってしまうと価値が下がってしまいます。そのため、売却を視野に入れているなら、中古でリセールバリューの高いものを買うといいでしょう。
リセールバリューとは、一度購入したものを販売する時の、再販価値のことをいいます。
筆者の場合、16,000円で買った中古の国内メーカーの冷蔵庫を4年間使い、リサイクルショップで売却したところ、3,000円で売却できました。
つまり、13,000円で冷蔵庫を4年間使用できたということになります。
次の引っ越しのことを考えると中古のものを買った方が、お得に使用できるため、家具・家電は中古でリセールバリューの高いものを買うといいでしょう。
テレビ
買わなくてよかったもの2つ目は、テレビです。テレビがあれば生活が豊かになるし、買っておいて損はないと思い購入しました。
しかし、実際はテレビ以外にもSNSや動画配信サービスなどの娯楽が充実しており、テレビに時間を割く時間は次第に減っていきました。
また、情報を集めるにしてもテレビからの情報は偏った情報のみが流れる傾向があったため、観るのが嫌になりました。
結局、全くテレビを観なくなり、NHKとの契約料を払うのももったいないと感じたため、引っ越しを機にテレビを譲渡することとなりました。
食器棚
買わなくてよかったもの3つ目は、食器棚です。食器棚があれば、キッチンが華やかになり、使い勝手も良さそうですよね。
筆者は、おしゃれさを重視して、新品で冷蔵庫サイズの食器棚兼電子レンジ置きを買いました。
しかし、冷蔵庫サイズの食器棚は運ぶには大きすぎました。
処分することも考えましたが、新品で購入したため捨てるのはもったいない、ということで、頑張って新しい家に持っていくことにしました。
みなさんは、こうならないように注意してください。(笑)
食器棚は家によっては必要なので買う必要がありますが、
引っ越しのことも考えて運びやすい大きさのものを買うか、中古で購入し退去時に売り払うのがいいかなと思いました。
また、食器も買いすぎると後に困るので注意です。
ソファー
買わなくてよかったもの4つ目は、ソファーです。あると便利、くつろげる、最高!ってなりますが、引っ越しの際に処分が面倒でした。
同様に、椅子や机も本当に使うものだけを購入するようにしましょう。大きいので運ぶのも大変です。
買うときは、引っ越しのことも考え、よく検討してください!
クッション
買わなくてよかったもの5つ目は、クッションです。ふかふかで癒されるし、お客さんが来た時にも便利そうですよね。
筆者も、お尻に敷く用のクッションをお客さん用も入れて少し多めに買いました。
しかし、実際は部屋の隅に置かれていることが多く、ほこりが付くだけであまり使いませんでした。
また、お客さんが来た時にも部屋の掃除や他のことに気を取られ、クッションを出すことをすっかり忘れていました。(笑)
筆者のような使い方しないわ!私は絶対使える!と思う方もいると思いますが、筆者もそう思っているのになかなかできませんでした。
長く使う自信があるという人は買ってもよいと思いますが、ほこり被る自信が少しでもある人はやめることをお勧めします。
炊飯器
買わなくてよかったもの6つ目は、炊飯器です。鍋で簡単にお米が炊けることを知ってからは、炊飯器はいらんなってなり、売却しました。
鍋は焼いたり、煮たりと使用用途が広いですが、炊飯器は主にお米を炊くことしかできません。炊飯器を置く場所も考慮すると、絶対になければいけないものではないなと感じました。
もちろん、新居によってはガスやIHが一口しかないところもあります。なので、全員にはおすすめできませんが、選択肢として鍋炊きご飯を入れておくと、初期費用も安くなるかもしれませんね。
鍋でお米を炊く方法については、以下の記事で詳しいことが書いてあるので、読んでみてくださいね。
大きすぎるもの
買わなくてよかったもの7つ目は、大きすぎるものです。
筆者は、ハンガーラックやテレビ台など大きな家具を買ってしまいましたが、引っ越しにとても困っています。
その他、ベッド、本棚、洋服入れなどの大きな家具は安易に買わないようにしましょう。
おしゃれ!と見た目だけで選ぶと、筆者みたいなことになるので、引っ越しを見据えて長期視点で物を購入するとよいと思います。
最後に
以上、買って後悔したもの7選でした。
必要そうだから買っておこう!は、安易な考えであり、次回の引っ越しの際に後悔することとなります。
筆者がオススメするのは、始めに必要最低限のものを買い、生活する中で必要になったら買いに行くことです。
また、必ずしも新品でなくてもいいものなら、リセールバリューを考えて中古のあまり値段の下がらなそうなものを買うことが重要です。
今回紹介したことで、参考になりそうなことがあれば、試してみてくださいね!