「スパイスカレー難しそう」と思っていませんか? 出来る限り手を抜いて、激うまスパイスカレーを作りたいですよね。今回は、手間を省きまくった超カンタン㊙スパイスカレーのテクと作り方を紹介します。
スパイスカレーの魅力は、カレールーとは違ってヘルシーでスパイスの香りが抜群なところ! スパイスカレーを自分で作ることで、スパイスにも詳しくなり、自分好みに食材やスパイスを調製できるので、味の違いを楽しむことができます。また、スパイスカレー作りはみんなに自慢できますよ。
スパイスカレーを作ろうと思ったきっかけ
スパイスカレーを作ろうと思ったきっかけは、友人への対抗心です。
小さい頃から、父がよく作ってくれていたのですが、スパイス揃えるのが大変そう、、手間がかかりそう、と逃げてました。
何事も影響されやすいタイプの私は、友人がスパイスカレーにハマって毎日のように作っている様子をみて、やってみたい!私も作ってみたい!と思い挑戦してみました。
スパイスカレーを作るための準備
スパイスカレーと聞くと、大変そう、難しそう、と思う人も多いのではないでしょうか? 筆者も始めはそう思っていました。しかし、実際に作ってみると、スパイスカレーは少ない材料で出来てしまう意外と簡単な料理だったのです!
必要な調理器具
スパイスカレーを作るために必要な調理器具は以下の通りです。
- まな板
- 包丁
- 大きめの鍋
- 木べら
- おたま
家にある調理器具で簡単に作れるのは嬉しいですね。
必要なスパイス
スパイスカレーを作るために最低限必要なスパイスは、たったの3種類!!
- クミン:シードでもパウダーでもOK!
- コリアンダー:パウダー
- ターメリック(ウコン):パウダー
※クミンはパウダーよりシード(種)の方が、より強い香りが出ます。
心配になりますが、この3つさえあれば、最高に美味しいスパイスカレーになるのでご安心を!一度のカレーに使うスパイスの量は、各スパイス、ティースプーン一杯程度。スパイスは高いイメージですがコスパは抜群です!!
他にスパイスを加えるとさらに複雑な味になっていきます。+αにおすすめなスパイスは、カイエンペッパー(辛味)、ローリエ(さわやかな香り)、ローズマリー(甘く爽快な香り)、シナモン(甘い香り)です。スパイス色々買うのが面倒な方!なんと、スパイスセットが売ってます!

市販のスパイスセットは1000円程度で購入できるよ!
まずは、基本のスパイス3種でスパイスカレーを作ってみて、徐々に自分の好きなスパイスを追加購入していくのがいいよ!
スパイスに詳しくなれるので友達に自慢できる!
超カンタン㊙スパイスカレー
必要な具材(2人前)
2人前のスパイスカレーを作る目安の食材量は以下の通り。
- 食材
- 玉ねぎ:2個
- ニンニク:1片
- ショウガ:ニンニクと同量程度
- トマト缶(コンソメと水でも代用可能)
- ヨーグルト:スプーン一杯
- 調味料
- 油
- 基本的なスパイス3種(クミン、コリアンダー、ターメリック):ティースプーン1杯ずつ
- 塩:小さじ1
他のレシピに比べて細かく書いていないのは、みんなにアレンジしてもらいたいから!多少食材が少なかったり多かったりしても、美味しくなるのがスパイスカレー!自分だけのオリジナルカレーを作っていきましょう!!
ずぼらさん向けの㊙テクニック&作り方
野菜を切る

切る野菜は、玉ねぎ、ニンニク、ショウガです。香りは多少落ちますが、ニンニクチューブやショウガチューブを使うのもOKです。簡単なカットの方法はこちら。
- たまねぎ:スライス
- ニンニクとショウガ:みじん切り

スパイスカレー作りで、いかに手を抜いて美味しいものを作るか。
それは、たまねぎの切り方にかかっているよ!
一般的には、玉ねぎはみじん切りにするんだけど、スライスだとカンタン!
繊維を断ち切るようにスライスすることで甘味がでるよ!!
野菜を炒める

フライパンを熱して多めに油を敷きましょう。減らしたいところですが、クミンやニンニクの香りが油に移って、香りが保たれますし、玉ねぎも炒めやすくなりますよ!
クミンシード※を入れていい香りがしてくるまで中火で炒めます。(※クミンパウダーの場合は、香りが飛びやすいので、トマト缶を入れるタイミングか仕上げの時にいれます。)
クミンのいい香りがしてきたら、ニンニクとショウガを入れて軽く炒め、玉ねぎを入れます。
あめ色になるまで頑張って頑張って炒めます!!焦げないように火力を調節してくださいね。
炒めるほど甘くなり、玉ねぎの青臭さが抜けていきます!あきらめないで~!

スパイスカレー作りでは、スパイスを入れるタイミングが大切。
種のままであるシードは、香りが飛びづらく、硬いので、油で煎って香りを引き出すよ!
加熱が不完全なシードは雑味を出すので、しっかりと加熱しよう!
パウダーは、細断されているので、香りが飛びやすい。
だから、仕上げの時や玉ねぎを炒めた後に入れることが多いよ!
煮込む

次の工程では、トマトをいれてグツグツ煮込んでいきます。
あめ色になった玉ねぎに、トマト缶と塩と残りのスパイス全てを加えて弱火で煮込みます。トマトは長く加熱するほど、酸味が飛び、角がとれて まろやかになります。ドロドロしているときは水を加え、時々焦げないようにかき混ぜてください。15分ほど煮込んだらヨーグルトを加え、味を整えます。
味が整えば完成!あなただけのスパイスカレーの出来上がりです。

味見をして、何かが足りないと思った人にアドバイス。
・カレー感がもっと欲しいと思ったあなたは、クミンパウダーを一振りかけてみて!カレーの香りが増してさらに美味しくなるよ!!
・コクが欲しいと思ったあなたは、魚醤や味噌、コンソメを入れてみて!旨みがプラスされて、コクがでるよ!入れすぎは、味が変わっちゃうから、隠し味でこそっと入れてみてね。
スパイスカレーの味変
基本的なスパイスカレーの作り方は同じですが、食材置き換えたり、新しく加えたりすることで、新しい味が楽しめるのが、スパイスカレーの面白いところ! 一体どんな食材が合うのでしょうか?
- 置き換え
- トマト缶をホウレンソウペーストに置き換える→ホウレンソウカレー(サグカレー)
- トマト缶をココナッツミルクに置き換える→ココナッツカレー
- ヨーグルトをココナッツミルクに置き換える →トマトココナッツカレー など
- 加える
- 鶏肉とバターをプラス→バターチキンカレー
- なすとチーズをプラス→チーズなすカレー
- ひよこ豆をプラス→豆カレー(チャナマサラ)
- 豆と野菜をプラス→野菜カレー(サンバル) など
一つの食材を置き換えるだけで、全く違う味になるのが想像できますよね!肉ではなく魚に置き換えてみたり、レモンを加えてみたり、意外とどんな食材でも合います。私は、実験感覚で色々な食材で試すことにハマっていますよ。
トッピング
みどりの野菜で彩りを足してみたり、おかずを盛り付けたりするだけでも、口休めになりオシャレなカレーに変身できますよ。盛り付けのセンスは大切ですが。
バターチキンカレーを作ってみた!
鶏肉とバターを加え、バターチキンカレーに挑戦してみました!
実際に作ったカレーはこちら↓

美味しく作る こだわり
美味しく作るためにこだわったのが、こちら↓
- 鶏肉は手羽元を使うこと!鶏肉の骨は出汁がよく出るので、カンタンに美味しくなります!
- よく煮込むこと!味が馴染んでまろやかになっていきます。
- バターを仕上げのタイミングで入れること!バターの香りが飛ばないので、少量入れるだけで美味しくなります!
少しの工夫で美味しくなるのがいいですね。味はまろやかでスパイスが効いていて、とても美味しかったです。トッピングには、ジャガイモのガレットを載せました。多少何かを間違えても、失敗しても、美味しくなるのがスパイスカレーです。安心して作ってみてくださいね。
まとめ
スパイスカレー作りの難しそうなイメージは変わりましたか? 作れば作るほど奥が深いですが、スパイスカレーは初心者でも意外とカンタンに作れることがわかってもらえたら、とても嬉しいです。
スパイスカレー作りの本当の楽しさは、挑戦してみなければわかりません。新たな趣味にスパイスカレーはいかがですか?
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